2000年3月1日に、同日入社した同期が本日で最終出社となった。
いろいろやることは違えど、14年ほどの時間を共有したことになる。
入社するってことは、退社するときは必ずあるもんだし、
先輩、同期、後輩、何人の退社をみてきたことだろうと思いはするが、
どうにもこうにも複雑な気分だ。
寂しいのか?というほど、日常で絡んでもいないわけだし、
応援したいのか?というほど、無責任なことばで終わらせるのもちと。
ただ、共有した時間で、みるみる会社が成長し、
人も増え、飛び交う言語も増え、なんというか、
会社は生き物なんだなと実感をした。
ルーキーが、すぐさま人を抱え、メインプレイヤーとなり、
気がつけば、最年長部類になった。
その塊で群れて昔を振り返りたいわけでもないし、
お互いの今のビジネスにさて、なにか役に立つことはあるんだろうかと
おもいながらではあるが、今日は一つの節目だってこと。
40代を目の前に、いろんな岐路や、いろんな情熱の注ぎ方が
あるんだとおもうが、一番最初のほうの獣道を擦り傷、切り傷
刺し傷、刺され傷を負いながら、歩いてきたわけで、
これからもそれは変わんないんだろうなと思うわけであります。
入社した俺たちは、忙しいのか、俺が失くしたのか、
そもそもそんな空気じゃなかったのか、写真がない。
ケータイもPHSだし、パソコンも2台しかないし、
デジカメなんて縁のない生活だし、残りの同期の消息もわからん。
でも、いまはいろんな手段でコンタクトもとれるし、
肩肘張ってた頃よりは、角もとれて、いい集まりもたびたび
できるようになった。
14年ってすげぇな。
複雑ではあるが、新年からまたそれぞれの獣道を
歩いていくことにしよう。